佐々木朗希「本当に貴重な体験だと思う」 完全試合右腕が全力投球で侍世界一に貢献する
3月に開催されるWBCで、栗山監督率いる侍ジャパンは3大会ぶり3度目の優勝を目指す。MLBからは大谷、ダルビッシュ、鈴木が参戦を表明しているが、国内組からも〝令和の怪物〟ことロッテ・佐々木朗希投手(21)ら豪華な顔ぶれを招集して、日本に歓喜を呼び起こす。
全力投球で世界一に貢献する思いだ。日の丸を背負っての大舞台が刻一刻と迫り、気持ちは高ぶってきている。自チームの監督で侍ジャパン・吉井投手コーチは大会終盤、米国で行われる準決勝以降で佐々木朗を登板させる可能性を示唆している。「任されたところで、全力で投げるだけ。準備はすごく大切なので、もちろん早めにやっています」。練習で使用しているWBC公式球もなじんできており、手応えはある。
大谷やダルビッシュとも同じユニホームを着て戦えることを誇りにしているという。「本当に貴重な体験だと思う。自分のためになるように吸収したい」。3大会ぶりの頂点へ、尊敬する先輩たちに認められる投球で頂点をつかむ。