岡義朗氏が今季のロッテを分析 「柱となりえる選手の不在」響く 佐々木朗に「その可能性」
デイリースポーツ評論家の岡義朗氏(69)が、今季のロッテについて投、打、守、走を各10点満点で採点。5位に沈んだ要因として「突き抜ける選手」の不在を指摘した。
【投=6点、打=6点、守=7点、走=8点】※岡氏が各10点満点で採点
佐々木朗や松川など若い選手が出てきた印象だが、今シーズンを見て思ったのは柱となりえる選手がいなかったことだ。こういうチームは勢いに乗っていけば上位に食い込んでもおかしくないが、負けが込むとどうしてもムードの悪さを打開できなくなる。
野手、投手を見渡してもエースであり、4番と断言できる選手がいない。10点満点で言えば8点くらいの選手が多い印象だ。例えば10点の選手がいれば、仮に5点の選手がいても伸びていく。ただ全員が平均的になると、突き抜ける選手が少なくなってしまう。
来季に向けて柱となれる選手が出てくるかどうか。佐々木朗はその可能性を秘めた選手であり、体力面などどれくらい成長できるかがポイントだろう。