中田良弘氏が今季のヤクルトを採点 〝村神様〟だけじゃない!見落とせない投手陣の頑張り

 デイリースポーツ評論家の中田良弘氏(63)が、2022年のヤクルトについて投、打、守、走を各10点満点で採点。リーグ連覇を果たした要因として3冠王・村上や助っ人外国人の存在の大きさを挙げつつ、投手陣の奮闘を「見落とせない」と高く評価した。

【投=9点、打=9点、守=8点、走=6点】※中田氏が各10点満点で採点

 三冠王の村上は言うまでもない。それ以外で大きかったのは4番・村上の後ろを打つバッター。村上が歩かされても、オスナ、サンタナの両外国人や中村の勝負強さが得点力に生かされていた。

 また、見落とせない点は投手陣だろう。中でもリリーフ陣が挙げた31勝は12球団トップとなる。先発陣の勝ち頭はサイスニードで9勝。一方でリリーフの木沢も9勝を記録した。先発が僅差のビハインドで降板しても打線が中盤以降に逆転して、リリーフが勝利投手となる試合が多かったことを示している。

 優勝チームには、試合を作れる2番手以降の投手が多くいるケースが目立つ。総合的に見れば、投手陣の頑張りがあってこその連覇だった。

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