岡義朗氏が今季のオリックスを採点 リーグ連覇の要因 投手陣崩れなかった
デイリースポーツ評論家の岡義朗氏が、日本一を果たした2022年のオリックスについて投、打、守、走を各10点満点で採点。一時首位と11ゲーム差を跳ね返した原動力を「投手力」、控え選手の成長も高く評価した。
【投=10点、打=9点、守=10点、走=9点】※岡氏が各10点満点で採点
見事にリーグ連覇を果たしたが、中盤では首位と11ゲーム差があった。新型コロナ感染などもあり、なかなか万全のコンディションで臨めたとは言えない中、よくチームとして我慢できたと思う。その要因はやはり投手力だといえる。
杉本ら昨年の優勝に貢献した選手たちが調子を落とす中で、エース・山本をはじめリリーフ陣もしっかりと少ないリードを守った。1年間戦っていく中で、投手陣が崩れなかったことが最大のポイントといえる。
また中川圭、頓宮ら控えの選手たちが成長を見せたことでチームの層は非常に厚くなったと思う。走塁にしても一、三塁の形を作るなど、盗塁の数だけでは測れないものがある。チーム全体に力がついた1年間だった。





