ヤクルト・木沢 2500万円大幅増でサイン「チーム最多登板はすごく自信になった」

 契約更改会見後、笑顔でクリスマスプレゼントを手にする木沢(代表撮影)
 契約更改後の会見で、来シーズンの目標を色紙に書き入れる木沢(代表撮影)
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 ヤクルトの木沢尚文投手(24)が7日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増となる3700万円でサイン。目の前で逃した日本一への悔しさを糧に、来季は勝利の方程式入りを目標に掲げ、さらなる成長を誓った。(金額は推定)

 悔しいルーキーイヤーを乗り越えて、今季は1軍を1年間完走。中継ぎの一角を任され、55試合で17ホールドポイントを挙げ、防御率2・94の成績を挙げた。

 また今季開幕投手を務めた小川が「来年は木沢投手に負けない勝ち星を挙げたい」と笑いを誘ったように、中継ぎながら9勝をマーク。“勝ち頭”としての存在感を発揮し、高津監督から「木沢が投げたら点が入るとベンチでも言ったりしているので」と言わしめたほどの勝ち運だった。

 木沢は今季を「チーム最多登板は僕自身の中ですごく自信になった数字でもありますし、マウンド上でできることも少しずつ増えていくことは実感できたので、成長できたところと来季に向けての課題といろいろ明確になった1年間だったと思っています」と振り返った。

 課題には、目の当たりにしたオリックスの中継ぎ陣を挙げ、「空振りを取れる力、三振を取れる力っていうのがリリーフにとってどれだけ大切かっていうのを目の当たりにしたので、僕ももう1つリリーフとして成長するためには奪三振率を上げていくというのは課題の1つ」と話した。

 守護神・マクガフの退団が決まり、勝利の方程式の座を巡って、勝負が繰り広げられる。木沢は「今年はビハインドでいくことが多かったので、まずは7回8回しっかり任せきってもらえるように、勝ちパターンとして年間として投げきれるように、頑張っていきたい」と意気込み、中継ぎとしてのレベルアップを目指していく。

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