巨人・中田 3年契約、倍増の3億円で更改「もっともっと気を引き締めて」
巨人の中田翔内野手(33)が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、「3年契約という形で金額はちょっとアップです」と、3年契約を結んだことを明かした。昨オフは1億9000万円の大減俸となったが、今季年俸1億5000万円から倍増の3億円で更改した。(金額は推定)
「もっともっと気を引き締めて頑張らないといけないなと改めて思いました」
中田は複数年契約締結に身を引き締めた。巨人移籍2年目の今季は109試合で24本塁打68打点、打率・269。シーズン序盤は不振で2軍降格も味わったが、夏場にかけて復調。8月からは巨人の第91代4番打者となり、獅子奮迅の活躍を見せた。豪快な打撃だけではなく、一塁の守備でも好プレーを連発。ゴールデン・グラブ賞にも輝き、見事な復活となった。
「やっぱり2軍にいっていた期間も長かったので、悔しかったですし、まあでも2軍で学べたことがたくさんあったので、もっと来シーズンからは全試合出られるように頑張りたいと思います」と振り返った。
来季は巨人3年目。「自分の中で自己最高の結果を残したい。それしかないです」と力を込めた。