横浜 来秋ドラフト候補の杉山遥希が年内最終戦で完投勝利「最後の試合としてはよかった」

 「練習試合、横浜-前橋育英」(27日、横浜高校長浜グラウンド)

 来秋ドラフト候補の横浜・杉山遥希投手(2年)が年内最後の練習試合で先発し、9回6安打で完投勝利。「秋の関東大会で負けてから残り少ない年内の練習試合を全部勝とうという思いでみんなでやってきた。いいピッチングができたと思うので最後の試合としてはよかった」と振り返った。

 今秋の関東大会は準々決勝で高崎健康福祉大高崎に2-5で敗れ8強。来春センバツ出場がかかっただけに「みんな落ち込んで、1、2週間はいい練習ができなかった」という。しかし、「いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。限られた時間でどれだけ成長できるかが大事」と切り替え、汗を流し続けている。

 個人としては「打たれた球が甘かった」と秋の反省を生かして制球力と球速アップに着手。「体の使い方を勉強して、コントロールも球速も少し上がっている」とこの日も6三振を奪って、練習の成果を示した。

 来春センバツの関東・東京の一般選考出場校数は7校。関東5校と東京1校を選んだ後に、両地区を比較して残り1校が決定し、横浜は最後の1枠で最有力候補とされている。選考結果を待つしかないが、主将の緒方漣内野手(2年)は「センバツに選んでもらう身。秋負けた悔しさは忘れず、目の色は常に戦闘状態で春のためにチームとしてやっていきたい」と力を込めた。

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