清原氏長男・正吾 父の前で初安打「ホッとした」守備面には反省、レベルアップ誓う

 7回、中前打を放つ慶大・清原
 雨の中応援する清原和博氏は長男・正吾の中前打に笑顔
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 「オータムフレッシュリーグ、慶大7-3早大」(20日、草薙総合運動場野球場)

 西武や巨人で活躍した清原和博氏(55)の長男・正吾内野手(2年・慶応)が「6番・一塁」で先発。一塁側席で観戦する父の前で3打数1安打1四球を記録した。今大会はここまで無安打だったが、ようやくチームに貢献。冷たい雨の中、傘もささずに見守ってくれた父を喜ばせた。

 七回1死一塁の最終打席だ。3球目に一走がけん制死したが動じなかった。2死から内角の直球を中前へ運び今大会初安打。これには父も思わず拍手。試合後には「打ってくれてありがとう」という言葉をかけられ、「ホッとした」と表情を緩めた。

 だが、結果を残しても慢心はない。悪送球があった守備面には「課題の残る試合になった」と反省。来春に向け「基礎から見つめ直して地道に基礎練習をしたい」とレベルアップを誓った。

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