村田兆治氏逝去 ロッテ秋季練習で黙とう 吉井監督“一流の教え”回顧

 村田兆治氏の逝去を悼み黙とうするロッテ選手、関係者
 サンデーの称号を引き継ぎ、ロッテの主戦投手として活躍した小野晋吾投手コーチ
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 ロッテはZOZOマリンスタジアムでの秋季練習最終日となった11日、村田兆治氏の逝去を悼み、半旗を掲げて練習を行うとともに選手、コーチ、関係者らが黙とうを捧げた。

 練習中、マウンド付近に選手、スタッフらが整列。谷保場内アナウンス担当の「黙とう」の声かけに、バックスクリーンに村田氏の画像が映し出される中、1分間目を閉じて祈りを捧げた。球団ホームページにも「訃報」と掲載され「ご冥福をお祈り、謹んでお知らせ申し上げます」と哀悼の意が示された。

 現役時代に、アドバイスを受けた経験がある吉井新監督は「外野ポール間を思い切り走らされ、腹筋も1000回ぐらい練習させられた。これくらいやらないと一流にはなれないのかと思った。尊敬する野球人が亡くなられて本当に残念です」と故人をしのんだ。

 “サンデー晋吾”とも呼ばれ、背番号29を受け継いだ小野投手コーチは「『とにかく長くやれるように頑張れ』と言葉をいただいてそれを胸にやっていた。本当に言葉がないです」と悲しんでいた。

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