オリックス・山崎福が自ら先制適時打 今季交流戦では代打出場 中嶋監督采配ズバリ
「日本シリーズ・第2戦、ヤクルト-オリックス」(23日、神宮球場)
オリックスの先発・山崎福が自らのバットで先制点をたたき出した。三回1死三塁で迎えた第1打席、サイスニードが投じた初球、低めの変化球をたたきつけ、高いバウンドの打球は一、二塁間を破った。
一塁塁上で笑みを浮かべた左腕。もともと強打の投手として今季は交流戦で代打出場した場面もあった。明大時代は通算打率・264をマークし、日大三では1大会13安打をマークするなど本業のピッチングだけでなく、バッティングでも定評があった。
当初は宮城らの先発が予想されたが、中嶋監督はDH制がない第2戦の先発に抜てき。山崎福の打撃力を最大限に生かすタクトが見事にはまり、さらに敵失の間にもう1点を加えた。