西武 17年ドラ1斉藤大将、牧野翔矢、上間永遠ら6選手に戦力外通告

 西武を戦力外となった(左から)牧野、斉藤大、上間、粟津
 20年春季キャンプで投げ込む西武・斉藤大
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 西武は牧野翔矢捕手と育成選手の斉藤大将投手、粟津凱士投手、伊藤翔投手、上間永遠投手、出井敏博投手の計6人に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。6選手ともに今後は未定。

 斉藤大は明大から17年度ドラフト1位で加入した左腕で、18年には16試合に登板してプロ初勝利。だが、その後の2年間では成績を伸ばせず。21年には左肘を手術。昨年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約していた。

 高卒4年目捕手の牧野は今季プロ初出場し、11試合で打率・138、0本塁打、2打点だった。

 各選手のコメントは以下。

 斉藤大将「これまでを振り返ってみて、ファンの方々の期待に応えることができず悔しいですし、申し訳なく思っています。結果を出すことができず苦しかったです。ただ、今年後半になってからはいいボールを投げられるようになったと思います」

 牧野翔矢「一番の思い出は初出場、初ヒットを打った4月6日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦です。岸投手から打ちました。前日は緊張していましたが、当日になってやってやろうという気持ちが強くなったの覚えています。これまでたくさんの声援をいただきありがとうございました」

 粟津凱士「一番印象に残っているのは初登板です。ただ、それよりもプロに入ってからの悔しさの方が大きいです。手術後1年間ぐらいはボールを投げられず、またそれ以降キャッチボールはできても、試合で投げられなかったのは本当にきつかったです。今後は未定ですが、リハビリ中もファンのみなさまから応援メッセージをいただいて励みになりました。これまでたくさんの応援ありがとうございました」

 伊藤翔「プロに入って一番の思い出は、2018年と2019年に2年連続でビールかけに参加できなかったことです。今後は未定ですがまだリハビリ中ですし、まずは肘の状態を万全にすることだと思います。術後の育成契約後もたくさんの方から暖かいメッセージをいただいたおかげで1年間がんばってこられました。感謝の気持ちしかありません」

 上間永遠「普段緊張することはあまりないのですが、一軍での初先発(2021年4月8日東北楽天ゴールデンイーグルス戦)の時は、これまで経験したことがないぐらい緊張しました。一軍ではあまり投げることはできませんしたが、ファームでも毎試合ファンの方から応援していただいてありがとうございました」

 出井敏博「最後まで使っていただいた西口ファーム監督、昨年のイースタン・リーグ開幕戦に先発させていただいた当時の松井二軍監督、僕の野球人生に携わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちで一杯です。学生時代は無名で、まさかプロ野球選手になれるとは思ってもいませんでした。3年間、ファンのみなさまの声援がすごく力になりました。応援ありがとうございました」

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