原巨人 痛恨連敗で虎・鯉最接近0・5差 歴代監督で史上初の2年連続負け越し決定
「中日7-1巨人」(25日、バンテリンドーム)
巨人は投打の歯車が全くかみ合わず完敗。最下位の中日に2連敗を喫して67勝71敗3分けとなり、巨人歴代監督で初めて2年連続の負け越しが決定し、自力CSの可能性が消滅。4位の阪神と広島に0・5ゲーム差に肉薄された。
2戦連続中5日で起用した菅野の乱調が大誤算だ。二回に先制点を献上。三回にも1点を失い、五回1死三塁から阿部に中前適時打を許して3失点目を喫すると原監督が降板を決断した。
指揮官は「本来のピッチングではないでしょうね。今日は2点、3点ぐらいがデッドラインだろうなと」と説明。4回1/3を69球、8安打4失点で8敗目。エースは「大事な試合で自分の役割が果たせなくて申し訳ないです」と厳しい表情を浮かべた。
落としてはならない戦いが続く中での低空飛行。「しっかりと時間を使いながら、2試合を戦っていくということ」と将。切り替えてラスト2戦に全力を注ぐ。