花巻東 接戦を制し東北大会出場権獲得 主将の佐々木麟は高校通算88号含む2安打2打点

 ダイヤモンドを1周し、仲間とハイタッチをする佐々木麟太郎(右)
 大阪桐蔭時代の中田翔を超える高校通算88号目となる2ランを放つ花巻東・佐々木麟太郎
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 「秋季高校野球岩手大会・準決勝、花巻東7-6盛岡大付」(25日、岩手県営野球場)

 花巻東が決勝進出を決め、来春センバツ出場の重要参考資料となる東北大会への出場権を獲得した。主将でプロ注目の佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番・一塁」で先発出場。高校通算88号を含む、4打数2安打2打点と貢献した。

 3点を追う三回二死一塁、主将の佐々木麟が右翼場外への2ランを放ち1点差に。直後に3失点で追いかける展開となったが、2-6の四回無死満塁で代打・堀川琉空捕手(2年)が左翼への満塁弾を放ち同点とした。

 6-6の七回には、先頭の佐々木麟が内野安打で出塁し、暴投も絡んで2死三塁に。6番・藤原凛人外野手(1年)の二ゴロ失策で勝ち越しに成功した。

 投手陣も奮闘。盛岡大付の強力打線に9安打6失点と苦しんだが、3投手の継投リレーで逃げ切った。

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