大阪桐蔭が五回コールド勝ちで5回戦進出 センバツ出場に前進 前田主将「一戦一戦戦い抜いて」

 大阪桐蔭・ラマル
 好投した大阪桐蔭先発の南恒
大阪桐蔭の主将に就任した前田(右から2人目)はベンチで声を出す
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 「秋季高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭11-0春日丘」(25日、南港中央公園野球場)

 今夏の甲子園で8強入りした大阪桐蔭が11安打11得点の五回コールド勝ちで、来年のセンバツ出場に向けて前進した。

 大阪桐蔭は、猛打で試合の主導権を握った。初回、四死球も絡めながら打者11人で一挙5点を先制。その後も着実に得点を積み重ねた。注目の1年生スラッガーのラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手は五回2死二塁の場面で代打で登場。四球で歩かされたが、力強いスイングを披露るすなど存在感を見せた。

 投げては、先発の南恒誠投手(2年)が好投。3回を2安打無失点、6奪三振で試合を作った。「今は全員で『下手くそ』と言い合って、チームで勝利を取りにいくというか、目の前の勝ちにどん欲にやっていきたい」と意気込んだ。

 また、新チームの主将には来秋ドラフト候補左腕の前田悠伍投手(2年)が就任。この日、出場機会はなかったが、ベンチから声を出してナインを鼓舞した。人生初となる大役に「できるかなという不安はありますが、支えてもらいながらやっている。(チームとして)秋の日本一というのは目標の1つにはあるんですけど、目の前の試合に勝たないと次はない。一戦一戦を戦い抜いて、結果的に日本一を戦い抜けたらいいと思います」と力を込めた。

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