オリックス・野口のプロ初本塁打から6点差に 記念球も客席から返球される
「オリックス-ロッテ」(22日、京セラドーム大阪)
オリックスの野口智哉内野手が意地の一発を放った。
1-10と9点を追いかける七回。無死一塁から代打で打席に立つと、唐川の内角カットボールを捉えた。打球は右翼フェンスをギリギリオーバー。中嶋監督もベンチでガッツポーズした。
「いい感触で打つことができました!」。プロ初本塁打については「ファームでは長打も出るようになってきていましたし、何とか今年中には打ちたいと思っていたので、1本出てくれて良かったです!」と話した。
166打席目で飛び出した待望の一発。グラウンドに跳ね返った記念球は一度、スタンドに投げ入れられたが、右翼・山口と一塁塁審が返球を呼びかけて、ベンチへ届けられた。
さらに、七回2死一塁から吉田正が適時二塁打。6点差に詰め寄った。