巨人、接戦制し3位ガッチリ 早め継投&中田犠打 原監督執念采配実る 大勢36Sで新人最多S王手

 36セーブ目を挙げ、中田(右)から手荒い祝福を受ける大勢(撮影・佐藤厚)
 36セーブ目を挙げ、小林(右)に駆け寄る大勢(撮影・佐藤厚)
 6回、中田は送りバントを決める(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA1-2巨人」(21日、横浜スタジアム)

 巨人が接戦を制し3連勝。3位をガッチリキープした。

 打線が初回2死三塁から4番・中田の中前適時打で1点を先制した。1-1の五回はポランコ、ウォーカーの連打で無死一、二塁から大城が送りバントを決めた。続く代打・若林の二ゴロで1点を奪って勝ち越した。

 1点リードの六回には原監督が執念の采配を見せた。無死一、二塁の好機で4番・中田が送りバントを決め、スタンドが大きなどよめきに包まれた。中田にとって自身通算2個目の犠打となった。1死二、三塁から続く岡本和が四球を選び満塁。ポランコが三邪飛、ウォーカーは空振り三振に倒れ、得点を奪うことはできなかった。

 先発したシューメーカーは4回を4安打1失点で降板。立ち上がりは走者を出しても粘り、三回まで無失点と力投。1点リードの四回に宮崎にソロを浴びて同点に追いつかれ、その直後の攻撃で代打を送られた。

 最終回は守護神・大勢が締めて、36セーブ目をマーク。山崎康(DeNA)、栗林(広島)が持つ新人歴代1位の37セーブにリーチをかけた。

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