「オリックス２－０ソフトバンク」（１８日、京セラドーム大阪）

　オリックスがソフトバンクとの天王山に連勝し、１ゲーム差に接近した。宮城がプロ初の中５日で１１勝目。昇格即スタメンの福田が決勝打を放った。

　宮城は５回１安打無失点と好投。中嶋監督は「本当によく頑張ったと思います。初めての中５日ですけど、ちょうど良かったかな。そんなわけないか」と笑った。

　六回からは継投策。守護神の平野佳を体調不良で欠く中、宇田川から山崎颯、阿部とつなぎ、最後はワゲスパックが締めた。「シーズンを通して全員が元気なわけはない。本当によくカバーしてくれた」とたたえた。

　打線は福田が三回２死三塁から中前へ先制打。ファームで調整し、昇格即スタメンで結果を残した。「気分転換じゃないけど、いい充電期間ととってくれたらいいかなと思っている」と指揮官。変化を聞かれると「日焼けしてた。すっごい日焼けしてた」とおどけてみせた。

　１９日も勝利すれば、ゲーム差はなくなり、ソフトバンクのマジックは消滅する。「これからの試合は一つずつ大事になる。それをみんなが理解してるので、本当に全員がよく頑張ったと思います」。１９日は中５日で田嶋が先発する。