ヤクルト 村上宗隆が54号ソロ!「何とか点を」菅野からプロ初弾 バースに並ぶ歴代5位
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「ヤクルト-巨人」(13日、神宮球場)
ヤクルトの村上宗隆内野手が、85年・バース(阪神)に並ぶ歴代5位タイの54号を放った。四回、先頭で打席に入り、菅野の初球を仕留め、右翼席上段まで運ぶ完璧な一発を運んだ。
「打ったのはストレートです。相手に流れを渡さないように何とか点を取りたかった。1点取ることができて良かったです」
村上は巨人・菅野から、一度も本塁打を放ったことがなく、今季は試合前までで9打数1安打2四球2三振。この日の初打席となった初回は四球を見極めていた。
前日の八回、DeNA・エスコバーが投じた155キロの直球で右太ももに死球を受けた主砲。そのまま走者として残ったが、八回の守備から交代となった。
試合後の高津監督も「相当痛がっていたので」と交代の状況を説明。影響が心配されたが、一夜明け、これまで通り試合前練習に臨み、「4番・三塁」で出場していた。
村上は三冠王や60本塁打の日本記録の更新も期待されている。