近大・大石晨慈が好投で存在感アピール「いい意味で緊張感をもって」3回無安打無失点

 「関西学生野球、近大6-1関学大」(10日、マイネットスタジアム皇子山)

 近大が関学大に先勝した。今秋ドラフト候補左腕・大石晨慈投手(4年・近大付)が2番手で今リーグ初登板し、3回を無安打無失点と好投。力強い投球で勝利に貢献した。

 複数のNPBスカウトがバックネット裏で見守る中、六回からマウンドに上がった大石。1イニング目を三者凡退で切り抜けると、その後も抜群の安定感を見せて3回を完璧に抑えた。

 新型コロナウイルス感染もあり、この2節からベンチ入り。5日にプロ志望届を提出してから初のマウンドとなった。「しっかり自分の投球をしようと思っていた。結果を残すしかないと思っている。いい意味で緊張感をもってアピールできたらなと思います」と意気込みを語った。

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