ヤクルトが7回までで3失策の守乱 村上52号などで主導権握るも振りだしに

 1回、大山の打球を失策し、悔しがる村上(撮影・田中太一)
 6回、ソロを放った村上は手を合わせながら生還する(撮影・田中太一)
 6回、三塁打を放ちすべり込む佐藤輝。左は村上(撮影・田中太一)
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 「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)

 ヤクルトが、7回までで3失策。守備が乱れる間に、試合は振り出しに戻った。

 まずは初回だ。2死一塁から、大山の打球を三塁・村上が後逸。一、三塁とピンチは広がったが、先発・石川が無失点に防いだ。

 それでも1点を先制した直後の四回。近本、マルテ、佐藤輝と安打を重ねられ、同点に追いつかれると、続く糸原の打球を一塁・オスナが後逸。これが適時失策となって、一時勝ち越しを許した。

 その後1点リードとなり、迎えた七回だ。3番手・石山が2死2塁でマルテと対峙(たいじ)すると、今度は山田がバウンドの変わった難しい打球を捕球しきれず。(記録は右前適時打)。同点とされると、今度は石山がけん制悪送球。勝ち越し点だけは阻止したが、敵地で3失策と守りにほころびが出ている。

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