高校侍ジャパンが米国へ出発 主将・山田「一戦必勝で」馬淵監督「全力で戦いたい」

 「第30回WBSC U18ベースボールワールドカップ」(米国時間9月9日開幕・米フロリダ州)に出場する侍ジャパン高校代表が5日、米国に出発した。出発前に日本高野連を通じてコメントを発表。主将の山田陽翔投手(3年・近江)は「戦闘態勢に入って一戦必勝で臨みたい」と気持ちを高ぶらせた。

 8月28日からの国内合宿では「僕たちの強みであるサインプレーやバントなど細かいプレーを磨いてきた」という。チーム状況としては「コミュニケーションを取りながら明るい雰囲気の戦う集団ができつつある」と手応えをつかんでいる。

 馬淵史郎監督(66)も「夏の甲子園大会が終わったばかりで選手たちは疲れている中、やるだけのことはやった」。初の世界一がかかるが、「20人の選手の特徴を最大限発揮できるよう、オーダーを組んで起用したい。大会が始まれば内容よりも勝つことにこだわる。まずはスーパーラウンド進出に向けて全力で戦いたい」と意気込んだ。

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