ヤクルトが連敗を7でストップ 打順組み替えが的中 1番山田が先頭弾

 4回、勝ち越しの右越え2ランを放ち村上(右)とタッチを交わす塩見(撮影・開出牧)
 1回、先制の左越えソロを放ちナインとタッチを交わす山田(中央)=撮影・開出牧
 8回から登板し1イニングを無失点に抑えた清水(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト4-1DeNA」(14日、神宮球場)

 高津ヤクルトが苦しみながらも、連敗を「7」でストップ。山田や塩見ら、もがいてきた選手が一発攻勢で勝利をたぐり寄せた。

 雨天中止を挟み迎えた一戦。8連敗阻止へ、高津監督は大幅にスタメンを組み替えた。19年以来、3年ぶりに1番に山田を抜てき。2番にはサンタナを置き、塩見-村上-中村でクリーンアップを組んだ。

 その初回だ。小沢が苦しみながらも、立ち上がりを1点でしのぐと、1番・山田が先頭初球弾で同点。18号ソロで久しぶりに笑顔がはじけた。さらに同点で迎えた四回には塩見が13号勝ち越し2ランを記録。8月の月間打率・129と共に苦しみ続けた山田と塩見が、打線をけん引した。

 また投手陣も3点のリードを守ろうと、奮投。小沢は5回持たずだったが、懸命に踏ん張り、2番手・木沢が1死一、二塁を完璧な火消し。味方の好守に支えられながら、今野、梅野、清水とつなぎ、守護神・マクガフにつないだ。

 まさに一丸でつかんだ大きな、大きな白星となった。

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