八戸学院光星 洗平兄弟ともに登板もサヨナラ負け 兄・歩人は弟に夢託す

 「全国高校野球選手権・2回戦、愛工大名電6-5八戸学院光星」(12日、甲子園球場)

 最初で最後の兄弟での夏が終わった。先発した八戸学院光星(青森)洗平比呂投手(1年)が5回4安打1失点と粘投。主将でエースの兄・歩人投手(3年)は九回2死一、二塁と一打サヨナラの場面で登板し、中飛で無失点に抑えた。しかし、延長十回にサヨナラ負け。

 歩人は「悔しいけど弟と一緒に野球ができて楽しかった。彼はまだ甲子園に立てるチャンスがあるので、この経験を糧にしてほしい」と果たせなかった夢を託した。

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