高松商の怪童浅野を申告敬遠?→勘違いの珍事 主審説明「捕手から申し出も、伝令の間違いでした」

8回、申告敬遠として一度は一塁へ歩き出す高松商・浅野翔吾(左)=撮影・伊藤笙子
8回、高松商・浅野翔吾の打席時に伝令の指示を聞き間違えたと謝罪する小林球審(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、高松商-佐久長聖」(11日、甲子園球場)

 高松商のプロ注目のスラッガー・浅野翔吾外野手(3年)の存在感がちょっとしたハプニングを生んだ。

 史上初の3打席連続本塁打がかかった打席。八回1死一、二塁での登場。申告敬遠で塁に出たと思われたが、プレーが一時中断されて差し戻し。会場は突然の出来事に静まりかえっていた。

 小林主審は、プレーについて「捕手から申告敬遠の申し出がありましたが、伝令の間違いでした」と説明。1、2塁から再スタートされた。

 結果は死球でチャンスメークとなったが、浅野の破壊力を考えると申告敬遠もありなんと思わせた。

 

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