夏の甲子園 集団感染の県岐阜商は出場の道を模索 開会式は各校主将のみ参加に変更

 第104回全国高校野球選手権大会の大会本部は5日、オンラインで会見を開き、新型コロナウイルスの集団感染と判断された県岐阜商について言及。関係者は今後について、「何とか出場の道を探れないかと考えている。療養期間をまず終えることが優先される」とした。

 県岐阜商は9日の大会第4日第4試合で初出場の社(兵庫)と対戦する予定となっている。3日から4日にかけて体調不良の選手らが増えているというが、「いつになったら回復できるのか、療養期間が示されていないため、日程変更は具体的にできない。そうしたことも含めて、どうしたらいいか、どういう手があるか検討していきたい」と語った。大幅な日程変更はできない可能性が高いが、ガイドラインを確認のうえ、メンバー変更などを検討するとみられる。

 また、6日の開会式の開催方法を変更し、各校の主将のみが参加することを発表した。関係者はこの日、県岐阜商が集団感染と判断されたことを受け、「こうした感染状況を受け止め、しっかり対策を取るために、明日の開会式の開催方法を変更することにいたしました」と語った。当初はベンチ入りメンバーが参加する予定だったが、各校の主将が場内一周する形となる。

 大会前のPCR検査で集団感染と判断された浜田(島根)帝京五(愛媛)有田工(佐賀)九州学院(熊本)と複数選手が体調不良を訴えている九州国際大付(福岡)、県岐阜商の計6校が開会式を欠席する。

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