女子野球 横浜隼人が初優勝!延長十回の激闘制す 開志学園を破る
「全国高校女子野球選手権・決勝、横浜隼人4-3開志学園」(2日、甲子園球場)
昨年に続き2年連続で甲子園で行われ、延長十回タイブレークの末、横浜隼人が開志学園を下し、初優勝を果たした。
3時間を越える激闘の末、横浜隼人が初の頂点に輝いた。初回に先制したが直後に逆転され、追いかける展開に。1-2の七回2死二塁と後がない場面で6番・加藤絢子外野手(1年)が右前適時打を放ち、同点に追いついた。無死一、二塁から始まるタイブレークの延長十回は2死二、三塁から途中出場の8番・水島来望外野手(くるみ、3年)が中前2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。先発・本橋未菜投手(3年)が9回5安打2失点、2番手の五十嵐千紘投手(3年)が十回のタイブレークを1失点に抑え、勝利に導いた。
主将の田上亜純外野手(あすみ、3年)は優勝インタビューで「優勝できてうれしい。(甲子園は)憧れの場所で今こうやって優勝できたので最高の場所です」と満点の笑顔で喜びを語った。
開志学園は、先制を許した直後の一回、2死二、三塁で5番・中谷日菜香外野手(3年)の中前2点適時打で逆転。しかし、七回2死から同点に追いつかれ延長戦に突入した。2-4の延長十回のタイブレークでは犠飛とスクイズで1点を返したものの、最後の打者が二ゴロに打ち取られ、初の夏頂点とはならなかった。




