上原浩治氏「日程どうにかできなかったのか」体調不良続出で21ー0の高校野球奈良大会決勝

 元巨人でメジャーリーグでも活躍した上原浩治氏が31日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。多数の体調不良者を出したことでベストメンバーが組めず大差が付いた高校野球奈良大会の決勝について言及した。

 28日に行われた奈良県大会決勝では、天理が21-0で生駒を破り、5年ぶりの甲子園出場を決めた。生駒は27日にベンチ入り選手十数人が発熱等の症状を訴え、決勝は12人の主力メンバーが出場できなかった。こうした事情に配慮した天理の選手たちは勝利の瞬間もマウンドで歓喜の輪を作らず、静かに整列していた。

 司会の関口宏が「これ、いい話だなあ」と天理ナインの気遣いを褒めたたえると、ゲストの野球評論家の新井貴浩氏も「やっぱり、あっぱれ!」と応じた。

 関口は「よく気を遣ってくれたねえ」と改めて話したが、上原氏は「それもそうですけど、日程的にもどうにかできなかったのかなあ、っていうぼくはすごい思いがありますけど」と、主催者が決勝戦の日程を変更できなかったのかと疑問を呈した。関口も「ああ、そういうことね」とこの発言の真意をくみ取っていた。

 夏の甲子園の開幕は8月6日であることから、「甲子園開催するまで、もうちょっと時間があるので。どうにかならなかったのかなあという気持ちもありますけど。う~ん、という感じですね」と複雑な表情を見せていた。

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