樹徳 ノーシードから“群馬完全制覇” エース・亀井颯玖が魂の150球
「高校野球群馬大会・決勝、樹徳6-4健大高崎」(27日、上毛新聞敷島球場)
ノーシードからの頂点だ。樹徳が30年ぶり3度目の聖地切符を獲得。エース・亀井颯玖投手(りゅうく、3年)が9回14安打4失点と粘投し、30年前に選手として甲子園に出場した井達誠監督(47)にうれし涙を流させた。
魂の150球だ。初回に一挙5得点で主導権を握ったが、相手打線も手ごわく許した安打は14本。最終回は無死一塁からプロ注目の4番・清水にあわや同点2ランかという特大の飛球を打たれたが、右翼手がフェンスにぶつかりながらも捕球し、一塁への送球で併殺にするなどバックにも助けられた。
入学前からの目標を達成させた。「最後の夏を意識したときに、育英や健大に入って優勝するのも良いけど、トップ2を倒して甲子園に行きたかった」と樹徳に進学。今大会は前橋育英、桐生第一、高崎健康福祉大高崎相手に完投勝利し、群馬を“完全制覇”した。
「甲子園に行って監督を泣かすぞと言っていたので実現できてうれしい。(甲子園でも)たくさん勝って泣かせたい」と右腕。快進撃は止まらない。
◆亀井颯玖(かめい・りゅうく)2005年1月8日生まれ、17歳。群馬県桐生市出身。175センチ、66キロ。右投げ右打ち。投手。小学1年から広沢子供会で野球を始め、広沢中では軟式野球部に所属。樹徳では1年夏からベンチ入り。最速145キロ。





