三原が接戦制す エース松田が181球の力投 昨秋敗れた相手にリベンジ成功

 「高校野球広島大会・2回戦、三原6-3広島工大高」(13日、やまみ三原市民球場)

 2回戦8試合が行われ、シード校の三原が接戦を制した。エースの松田凜投手(3年)は9回7安打3失点(自責点2)、181球の力投。最後までマウンドに立ち続けて3回戦進出へ導いた。

 気持ちと責任感が、松田の体を突き動かしていた。3点リードの九回。先頭打者に二塁打を浴び、2者連続三振で2死までこぎつけた。「最後にチームを勝たせる。それだけを思って投げていた。ホッとしている」。この日の181球目で最後の打者を二飛。こん身のガッツポーズで喜びを爆発させた。

 大会前に訴えた肩の違和感で、実戦からは3週間ほど遠ざかっていた。だが、粘りの投球で昨秋の県大会、準々決勝で敗れた相手へのリベンジに成功。打っては3安打1打点と主役を張った。

 昨年は2回戦でサヨナラ負け。その時のマウンドに松田は立っていた。「急に試合が終わった感じ。やっぱり野球は、いつ何があるか分からないと実感した」。敗戦から学び、後悔のないプレーを練習から心掛けた。

 木内竜大監督(25)は「選手の成長を間近で見られて、教員冥利(みょうり)に尽きます」と感慨深げ。たくましくなったエースは1年前の苦い記憶を、自らの左腕で歓喜へと塗り替えた。

 ◆松田凜(まつだ・りん)2004年8月10日生まれ、広島県三原市出身。176センチ、60キロ。左投げ左打ち。投手。三原市立西小2年の時に三原ファイヤーズで野球を始め、三原市立宮浦中学では軟式野球部に所属。球種は直球以外にスライダー、カーブ、カット、チェンジアップ。

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