ロッテ・高部が衝撃の“遊犠飛” 快足飛ばして山本由伸から1点をもぎ取る 

 4回、安田の遊飛で本塁をつく高部(撮影・神子素慎一)
 4回、ロッテ・安田の飛球を捕る紅林(撮影・神子素慎一)
 4回、遊飛に倒れる安田(撮影・神子素慎一)
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 「オリックス-ロッテ」(9日、ほっともっと神戸)

 ロッテが高部の神走塁で山本由伸から20イニングぶりの1点を奪った。

 場面は2点を追う四回、無死一、三塁から安田が変化球を打ち上げた打球はフラフラと遊撃後方へと上がった。これを紅林が背走しながら懸命にキャッチ。これを見た三塁走者の高部は敢然とホームへスタートを切った。

 気づいた紅林はすぐさま体を反転させながら三塁の宗に送球。ボールを受け取った宗もすぐバックホームをしようとしたが、高部の走力が圧倒的に勝り、投げることができず。記録上は遊飛でも犠飛と同様に安田には打点「1」が記録された。

 過去には2005年8月16日に行われた巨人-中日戦で巨人・仁志が打ち上げた遊撃後方への飛球で、三塁走者の小久保が生還したケースがある。

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