「巨人４－３ヤクルト」（６日、東京ドーム）

　巨人・坂本にアクシデントが発生し、途中交代。五回の打席で代打を送られ、ベンチ裏へ姿を消した。

　サヨナラ勝ちで３連勝。だが、手放しでは喜べなかった。原監督は「まあちょっと。ゲームが終わって話はしてないですけどね。正常ではなかったということでしょうね」と語り、詳細についての問いに「それはちょっと正常ではなかったというところ」と繰り返した。

　坂本は五回の遊撃守備で無死一塁から二ゴロ併殺を完成。さらに２死から山崎の遊ゴロをさばいた。ベンチへ戻る際にはゆっくり歩いて戻り、表情もさえなかった。坂本に代打・湯浅が送られると、客席は騒然となった。

　坂本は５月１日に右膝内側側副靱帯損傷で離脱。６月９日に１軍復帰した。ここまで打率・２９９、５本塁打、２５打点。３日の広島戦では２本塁打を放つなど、打撃の状態も上向きだった。