巨人 痛恨の敗戦 延長十回 押し出し死球で決勝点献上 首位燕とのゲーム差は今季最大12に

 10回、岡本和は空振り三振に終わる(撮影・佐藤厚)
 10回、原監督は丸の中飛の判定でリクエストを要求するも受け入れられず(撮影・佐藤厚)
 10回、三ツ俣は左手に死球を受け、勝ち越しの押し出しとなる(撮影・佐藤厚)
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 「巨人2-3中日」(29日、ヨーク開成山スタジアム)

 東北2連戦第2ラウンドはロースコアの一戦となったが、巨人は延長十回に中日に勝ち越しを許し、連勝はならず、首位ヤクルトとのゲーム差は今季最大の12に広がった。

 先発・山崎伊が初回に中日・阿部に先制打を許し、1点ビハインドで迎えた二回。巨人打線は1死からポランコが三塁内野安打で出塁すると、大城が左中間を破る適時二塁打で同点に追いついた。三回には2死一、三塁から坂本の左前適時打で一時勝ち越しに成功した。

 しかし、山崎伊は五回の守りで阿部に2本目の適時打を浴びて同点に追いつかれるなど、5回8安打2失点。その後はともに継投が踏ん張ったが、6番手の鍬原が、2-2で迎えた延長十回、代打三ツ俣に痛恨の押し出し死球。原監督は際どい判定にすかさずリクエストを要求したが、覆らず、これが決勝点となった。

 中日は連敗を6でストップした。

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