ヤクルト 中村悠平が先制3ラン「1点でも多くという気持ちで」菅野から初回に4得点

 1回、左中間へ3ランを放つ中村(撮影・伊藤笙子)
 1回、中村(右)に3ランを浴びた菅野(撮影・伊藤笙子)
 1回、左中間へ3ランを放った中村悠平(中央)を迎える村上(右)=撮影・伊藤笙子
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 「ヤクルト-巨人」(24日、神宮球場)

 首位を独走するヤクルトが止まらない。1点を先制した直後、中村悠平捕手が巨人のエース・菅野から今季1号3ラン。大きな先制点をつかんだ。

 初回のピンチを無失点で切り抜けた直後だった。塩見、山崎の俊足コンビが連打で一、三塁の好機をいきなり作った。その後1死を挟み、村上の併殺崩れの間に1点を奪うと、この日スタメンの坂口が右前打で続いた。

 ここで打席に向かうは、22日に5打点を挙げていた中村。その初球だった。低めの変化球を振り抜くと、打球はバックスクリーン左に飛び込む、大きな大きな今季1号。立ち上がりに苦しんだ高橋を鼓舞する一打が、女房役のバットから生まれた。

 中村は球団広報を通して、「すごくいい投手なので、1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが、追加点が取れてよかったです」とコメントした。

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