日体大・矢沢 二刀流プラス足でもアピール 50m走1位に「代走キャラでも代表に」
7月開催予定の第30回ハーレムベースボールウイークに出場する大学日本代表の選考合宿第2日が19日、神奈川・平塚のバッティングパレス相石ひらつかで行われた。6イニング制の変則で紅白戦2試合を実施。その後はフリーバッティングや50メートル走の測定が行われた。
二刀流で今秋ドラフト上位候補の矢沢宏太投手(4年・藤嶺藤沢)は1試合目は投手として出場し、2回無安打無失点1奪三振。2試合目は打者として2打数1安打1打点と投打でアピールし、「結果としては無安打だけど、ストレートが全然よくなかったのでそこは満足していません。(打撃は)久々に打席に立っていい投手のボールを見て、(一ゴロの)1打席目よりは(中前適時打を放った)2打席目の方がよかった」と振り返った。
紅白戦後には野手と一緒に50メートル走を測定し、1位の5秒98をマーク。2位の駒大・林琢真内野手(4年・東邦)は5秒99と0秒01の僅差で競り勝ち、「1番になることを狙っていたので1番をとれてよかった。なんでも1番になりたいし、去年の冬の選考会も1番だったので、どうしても1番がよかった。代走キャラでもどうしても代表に入りたいと思っています」と、日の丸を背負うことへの思いを語った。
選考合宿には49人が参加。明日の最終日に紅白戦1試合を行い、最終的に24人が選考される。