楽天・川島 新天地での本拠地デビュー戦で初打席初球本塁打 移籍後1号に「強い気持ちで」

 並んでお立ち台に立った川島(右)と早川(撮影・佐藤厚)
 2回、川島は左越えに先制3ランを放つ(撮影・佐藤厚)
 2回、川島は左越えに先制3ランを放ち、ナインに迎えられる(撮影・佐藤厚)
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 「楽天8-1巨人」(11日、楽天生命パーク宮城)

 初めての本拠地で華々しいデビューを飾った。今季新加入の楽天・川島慶三内野手が、楽天生命パーク初打席初球でホームランを放ち、チームを勝利に導いた。

 「最高の場面で回ってきたので、絶対点を取りたい強い気持ちでした」。

 本拠地初打席は0-0の二回、2死二、三塁のチャンスだった。巨人・メルセデスの甘く入った直球を逃さなかった。快音を残し打球はあっという間に左翼席に突き刺さった。衝撃の移籍後第1号は先制3ラン。「いい感触があったので、いくなと思った」。手応え十分の一発に笑顔がはじけた。

 今季ソフトバンクから移籍し、開幕は1軍スタート。ただ直後に新型コロナ陽性判定を受け、出場のないまま戦線離脱。「しょうがないですもん。やれることをちゃんとやればいいと思ってました」とネガティブにはならず2軍で調整を続けた。

 そして5月下旬にようやく1軍に返り咲くと、代打を中心に徐々に出場機会を増やした。そしてこの日、本拠地での一戦にスタメン出場。「準備はしてました。一応左ピッチャーだったので、そのつもりで練習してました」と気合十分だった。

 今季2度目の満員御礼となった球場での活躍に「めちゃめちゃ気持ちいいですね」と興奮した様子。「僕らがそういう試合を続ければ満員になることできるので、日々頑張ってます」。経験豊富なベテランは、ファンの声援に全力プレーで応えていく。

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