日本ハム・上沢が月間MVP「仕事が出来た証、チームの追い風に」
日本ハムの上沢直之投手が9日、5月度の大樹生命月間MVP賞に輝いた。5月は4戦4勝、防御率0・58の好成績。「なかなか取れそうで取れなかったというのが何回もある。ひと月通してしっかり仕事が出来た証なのでうれしく思います」と話した。
今季は開幕4連敗を喫する最悪のスタートからのV字回復で、自身の勝率を5割に戻した。「ひとつ勝ってからフォーム的なとかメカニック的なものがうまくいきだした感じはあった。5月は遅れた分取り戻すんだという気持ちを新たに臨んでいたのでこういう形になって良かった」と振り返った。
3日の阪神戦では大山に2本塁打を浴びるなど6回8安打5失点。それでも「数字的には良くなかったですけど、メカニック的には僕の中では悪くないところもあったので、今はそんなに悪い状態じゃない」と言う。
チームの大黒柱は今後に向けて「チームがいい状態、いい流れに乗っている所で僕が追い風となってチームを前に進めることができるような投球をこれからも頑張ってしていきたい」と誓った。