ソフトバンク・東浜 リーグトップタイ6勝目も反省「もっと長いイニングを」

好投し、ポーズを決める東浜(左)とモイネロ(撮影・田中太一)
 先発し投げ込む東浜(撮影・田中太一)
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 「ソフトバンク1-0阪神」(8日、ペイペイドーム)

 ソフトバンク・東浜巨投手が6回3安打無失点。オリックス・山本と並ぶトップの6勝目(1敗)を挙げた。

 スコアボードに「0」を並べても反省が口をついた。「結果的に0点に抑えられたのはよかったけど、もっと長いイニングを投げないといけない。中継ぎの皆さんに感謝をしたいし、野手にもいつも助けてもらっているので、今度は自分の投球で助けたい」。本調子ではなかった。勝負所で決めきれなかったと振り返る。それでも粘れるのが東浜の長所だ。

 本拠地との相性もバツグンだ。これで今季4戦4勝、防御率0.93。前回の本拠地登板は先月11日。この日はノーヒットノーランを達成した時以来だった。「あんまり意識をしなかった。任された試合をしっかり投げることだけ」と笑った。

 リーグ1位タイの勝ち星についても無関心だ。「その日にできることを最大限やって、チームの勝つ可能性を高めることだけ考えている。個人より、チームが勝つチャンスを作ること」。チームの連敗を3で止める力投に納得の表情を浮かべ、充実感を漂わせて汗をぬぐった。

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