近江・山田 5回0封好投 スカウト陣前で圧巻!毎回の6K「投げ分けができた」
「練習試合、近江1-4明徳義塾」(4日、近江高グラウンド)
今春センバツ準Vの近江が4日、同校グラウンドで明徳義塾と練習試合を行った。今秋ドラフト候補の山田陽翔投手(3年)は、右足のけいれんで緊急降板した5月28日の近畿大会準決勝・大阪桐蔭戦以来の登板で5回1安打無失点と好投。力強い投球を披露した。
楽天、DeNAのスカウトが視察する前で144キロを計測した直球に鋭い変化球を交ぜながら相手打線を四回まで無安打に封じ、毎回の6奪三振。「しっかりコースに投げ分けることができた」と納得の投球となった。
U-18W杯日本代表も指揮する明徳義塾・馬淵史郎監督(66)は「やっぱり山田いいわ。動くボールが特にいい」と評価した。
日本一を目指す夏の大会。「(春季)滋賀大会はすんなり勝てたが、夏は県内を勝ち抜くことも難しくなる」と山田。さらなるレベルアップを遂げ、さらに高みを目指す。