ロッテ・井口監督 敗戦も佐藤奨は評価「本当によく抑えてくれました」
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「巨人2-1ロッテ」(4日、東京ドーム)
ロッテの佐藤奨真投手が先発し、7回を4安打2失点と力投したが、打線の援護なくプロ初勝利はお預けに。チームも3連敗で今季ワーストタイの借金9となった。
最速140キロの直球に最遅93キロのカーブで三回まで無安打に抑えた。四回2死二塁では岡本和を93キロのカーブで中飛に。五回は無死二塁から佐藤都の右中間を破る適時二塁打で先制。六回まで無失点に抑えていたが、七回に捕まり2失点で勝ち越された。
打線は制球のいいメルセデス攻略に苦しんだが、五回の佐藤都の先制後の無死二塁で、リーグ戦では打席に立たない佐藤奨が送りバント失敗し1点止まりが結果的には後々響いた。
井口監督は「あそこでなんとか送れたらもう1点取っていたらというところでしたけど」と淡々と振り返ったが、投球については「いいピッチングだったですね。緩急を使って、本当によく抑えてくれました」とねぎらっていた。