巨人・メルセデス 力投も痛恨の七回 佐野皓に同点の2点適時打許す

 7回、佐野皓に同点2点打を許し、厳しい表情のメルセデス
 オリックス打線相手に好投するメルセデス(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人-オリックス」(24日、東京ドーム)

 巨人の先発・メルセデスが7回6安打2失点、107球で降板した。七回まで無失点投球を見せていたが、2点差を追いつかれ、悔しさの残る登板となった。

 左腕は初回から安定感抜群の投球を披露。右打者の内角低め、左打者の外角低めを丁寧に突いていき、相手打線を封じていった。四回に岡本和の一発で2点の援護を受けた後も、快調に投げ進めていた。

 しかし七回に先頭・中川圭に中堅フェンス直撃の二塁打を浴びると、次打者・マッカーシーに、この日3つ目の死球を献上。さらに杉本に中前打を許し、無死満塁のピンチを背負った。

 ここから頓宮、野口を打ち取り、2死までこぎつけるが、代打・佐野皓に中前への2点適時打を食らい、同点に追いつかれた。ピンチ脱出まで、あと一歩のところで打ち崩され、左腕は顔をゆがめた。

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