「ピッチャー根尾」で賛否 ネットの反応分かれる「見たい」「どう育てたいの?」「複雑」

 8回、プロ初登板のマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた根尾(撮影・立川洋一郎)
 8回、プロ初登板のマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた根尾(撮影・立川洋一郎)
 8回、根尾と対決し右飛に打ち取られる小園(撮影・立川洋一郎)
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 「広島10-1中日」(21日、マツダスタジアム)

 中日は2戦連続の大敗で、4連敗を喫した。

 唯一の見せ場と言えるのは9点ビハインドの八回。野手の根尾昂投手がついにプロ初登板し、球場が騒然となった。

 坂倉への初球に最速150キロを計測。2球目を右前打されたが、同世代の小園を右飛に仕留めるなど、1回を1安打無失点に抑えた。

 大阪桐蔭時代に投手としても活躍し、プロ入り時から“二刀流”での起用を検討した球団があったほどの逸材。ここまでは野手一本だったがついにマウンドを踏み、“衝撃デビュー”とも言える内容だった。

 ネットでは「ピッチャー根尾」がトレンド急浮上。「見たい」、「めっちゃ嬉しい」という好反応がある一方で、ここまで野手として伸び悩んでいる一面もあって否定的な見解も。この日は高橋が遊撃を守ったこともあり「なぜショート周平でピッチャー根尾なのか」、「かっこいいけど複雑」、「根尾をつぶす気なのか」、「どう育てたいの?」と、疑問をぶつけるコメントも多かった。

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