強すぎる-大阪桐蔭が公式戦27連勝で優勝 2年生左腕・前田が2失点完投で履正社撃破

完投勝利を挙げ、ほえる大阪桐蔭・前田悠伍=大阪市南港中央野球場(撮影・北村雅宏)
8回、勝ち越しに成功し、喜ぶ大阪桐蔭ナイン=大阪市南港中央野球場(撮影・北村雅宏)
決勝で大阪桐蔭(手前)に敗れ、肩を落とす履正社ナイン=大阪市南港中央野球場(撮影・北村雅宏)
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 「春季高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭3-2履正社」(17日、南港中央野球場)

 大阪“2強”対決となった決勝は大阪桐蔭が接戦を制し、公式戦27連勝で優勝を果たした。今大会初登板となった2年生左腕・前田悠伍投手は、8安打2失点で完投。今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(3年)も左越えへソロを放つなど、王者としての意地を見せた。

 先制点は履正社だった。三回、1死一塁で今秋ドラフト候補・光弘帆高内野手(3年)が右翼線を破る適時三塁打で先制。なおも1死三塁では、西稜太外野手(2年)が右前へ適時打を放ち、2点のリードを奪った。

 大阪桐蔭はすぐに反撃。1死走者なしで3番・松尾が左越えへ特大のソロで1点差に。五回1死二塁では、丸山の左前適時打で試合を振り出しに戻した。同点の八回には、代打・工藤が決勝の犠飛。つながりのある攻撃で着実に点を重ねた。

 西谷浩一監督は「春の大会は夏につなげようといってやってきた。きょうはいい相手とやらせてもらったので、ロースコアになると思っていました。点を取れる時に取らないと、後半苦しむという。夏に向けてやらないといけないことが分かった」と振り返った。春季大会で優勝した大阪桐蔭は21日に和歌山市の紀三井寺球場で開幕する近畿大会に出場する。

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