「春季高校野球岩手大会・地区予選・準決勝、盛岡中央2-0盛岡一」(5日、岩手県営野球場)
盛岡中央が盛岡一を2-0で下した。プロ注目の斎藤響介投手(3年)が9回7安打で完封。阪神など複数球団のスカウトが視察する中、毎回の17奪三振と堂々の投球を披露した。177センチ、72キロと細身の体から最速149キロを投げ込む本格派右腕。この日は自己最多となる17三振を奪い、「自分でも乗っていけた」。阪神の葛西スカウトも「投げ方がいい」と評価した。
高校1年時に140キロを計測し「強くなって上のレベルの人と戦いたい」とプロ志望。夢のNPB入りへ、アピールを続けていく。