創志学園 新監督に東海大相模前監督の門馬氏招へい 長沢監督は今夏限りで退任

 春夏通算5度の甲子園に出場している岡山・創志学園が、神奈川・東海大相模前監督の門馬敬治氏(52)を新監督として招へいする方針であることが29日、分かった。

 強豪を率いた名将が再び高校野球界に戻ってくる。門馬氏は母校の東海大相模のコーチを経て、99年に監督就任。強打に機動力を使った戦術で、甲子園に春夏通算12度出場し、計4度の優勝に導いた。健康面の不安などを理由に、21年夏をもって退任。1年間の休養を経て、現場復帰することになった。

 創志学園は18年夏を最後に甲子園から遠ざかっており、同氏には走攻守でどん欲に積極性を前面に出す「アグレッシブ・ベースボール」で常勝軍団を作り上げることが期待される。

 阪神・西純らを育てた同校の長沢宏行監督(69)は今夏限りで退任する。「入学式の時に保護者の方には話をしましたが、子どもたちにはまだできていない。今は夏に向けて子どもたちと一生懸命やっています」と思いを語った。今夏、4年ぶりの甲子園出場へ導き、新体制へとつなぐ。

 ◆門馬 敬治(もんま・けいじ)1969年12月18日生まれ。52歳。神奈川県出身。東海大相模では内野手で、甲子園出場はなし。東海大に進学し、マネジャー、コーチなどを経験。99年、母校の監督に就任した。2000年、11年、21年のセンバツ、15年夏の甲子園で優勝。家族は夫人と2男1女。社会科教諭。

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