巨人・原監督 最速10セーブの大勢への称賛飲み込む「すごい選手ではあるけれど」

 10セーブ目をあげた大勢(左)とハイタッチする原監督(撮影・伊藤笙子)
 スタンドのファンに手を振る原監督(撮影・棚橋慶太)
 お立ち台でポーズを決める大勢(左)と戸郷(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人3-1広島」(19日、東京ドーム)

 巨人が接戦を制し、首位に再浮上した。

 2点リードの九回、守護神・大勢が危なげなく三者凡退。チーム21試合目での2桁10セーブ到達は球団最速、球界全体でも08年の阪神・藤川に次ぐ史上2位タイの記録となった。

 早くも超大当たりドラ1と言える活躍ぶり。それでも、原監督はこれまで通り、手放しで褒めることはしなかった。「ねえ!」と声を張り上げながらも「まあまあ、まだまだ彼はスタートしたばかりですから、あまり、何て言うかな。すごいことではあるけれどもね、まだまだスタートしたばかりという気持ちで、ひたむきにやることが非常に大事なことだと思いますね」とうなずいた。

 リリーフ陣が課題のひとつだったチームにとっては、救世主ともいえる存在。それでも、プロの厳しさを熟知している指揮官は「すごい選手ではあるということは当然我々もそれを否定するわけではないけれども、ただやっぱりこの世界で長くという点においてはそういう気持ちはとても重要なことだと思いますね」と、あえて、称賛の言葉を飲み込んだ。

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