「西武４－０ロッテ」（１９日、ベルーナドーム）

　西武は快勝し、連敗を２でストップ。来日初登板のスミスが７回無安打無失点で初勝利を飾った。

　スミスの球数は９６球。疲労を考慮して来日初登板でのノーヒットノーランはならなかったが、チームを快勝に導いた。

　持ち味の緩急を駆使してアウトを重ねた。四回、１死から福田秀に四球。初めての走者を許した。それでも、落ち着いたマウンドさばきで福田秀をけん制で刺し、ピンチの芽をつんだ。

　八回からマウンドに上がった平良が１死から安打を打たれ、継投でのノーヒットノーランもならなかった。それでも、二回に愛斗が２号３ランを放って奪ったリードを、スミス、平良、増田の完封リレーで守り抜いた。