東京成徳大高が延長制し初の8強入り 次戦は二松学舎大付 春季高校野球東京大会

 「春季高校野球東京大会・4回戦、東京成徳大高11-6駒大高」(11日、駒沢球場)

 東京成徳大高が延長十一回の激戦を制し、初の8強入りを果たした。六回途中から登板した須藤竜童投手(3年)が5回1/3を投げて2安打1失点と好投。打っては1打数1安打3打点、延長十一回には決勝点となるスクイズを決めるなど、勝利に貢献した。

 最後の打者をライナーゲッツーに打ち取った須藤は、右拳を力強く握った。六回2死満塁から4番手で登板し、1失点。苦しい場面も気持ちのこもった投球でピンチをしのぎ、流れを引き寄せた。

 この日はバットでもけん引した。4-6で迎えた九回には2死二、三塁で右中間を破る2点適時二塁打で同点。「左投手の変化球は得意で、逆方向にと思ったら長打になった」。十一回には決勝点となるスクイズを決め、雄たけびをあげた。

 次戦は16日に今春のセンバツに出場した二松学舎大付と戦う。昨夏も対戦しており、自身は一塁手で出場。ただ、結果は0-3で敗戦し、悔しさが残った。「自分たちの代は絶対に負けないで借りを返したい。1個上のエースだった岩井さん(現杏林大)にもお世話になったので恩返しがしたい」と勝利を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス