「巨人９－５阪神」（３日、東京ドーム）

　２発９得点の猛攻で、巨人が阪神に３タテを食らわせ、連勝を６と伸ばした。

　打線は初回から相手先発・ガンケルを攻略した。先頭の吉川が左前打を放ち、１死二塁からポランコ、岡本和が連続四球。中田が２１打席ぶり安打となる２号満塁弾を放ち一挙４得点を奪った。五回には２番手・浜地から岡本和が中押しのソロ。七回は代打・ウィーラー、吉川が適時打を放ち４得点とダメ押しした。

　初勝利を目指すドラフト３位・赤星（日大）は７回２失点でセ・リーグ新人乗りの初勝利。五回まで１安打投球を続けていたが、六回１死二塁で糸井に右翼席へ反撃の２ランを浴びた。それでも落ち着いた投球で阪神打線に大きな隙は与えず。この日、前日まで２連投だった守護神・大勢をベンチから外して臨んだが、大量リードを奪って阪神を振り切った。