「オリックス７－０日本ハム」（２日、京セラドーム大阪）

　日本ハムは２試合連続完封負けで２連敗となった。これで開幕から３カード連続の負け越しが決まった。

　先発の伊藤が二回に２点を先制されると、打線は初回からオリックスのエース山本由伸の力のある投球を前に沈黙。七回表に浅間のレフト線への２塁打などで二死二、三塁のチャンスを作ったが、代打宇佐見が空振り三振に倒れた。７回無失点に封じられ、新庄ビッグボスは試合後、「「１５１キロのフォーク打てるか！初めて見た」と、脱帽した。

　直後の七回裏、無死一塁から後藤がセーフティーバント。これを捕球した三塁・浅間が一塁に送球したが、一塁ベース上は無人。前進した一塁・ヌニエスは戻れず、二塁・アルカンタラのベースカバーも間に合わず、誰もいない一塁ベース上をボールが通過した。珍プレーからピンチを拡大し、４連続適時打などでさらに５失点。試合を決定づけられた。

　開幕からここまで１勝７敗で最下位。新庄ビッグボスの存在でチームはクローズアップされている一方、苦しい戦いが続いている。