快勝の星稜「ベスト8の壁を破りたい」次戦は国学院久我山

 3回、左越え2ランを放つ星稜・若狭(撮影・伊藤笙子)
 4回、決死のヘッドスライディングで適時内野安打をもぎ取る星稜・永井(撮影・伊藤笙子)
 6回終了後、マーガード(右)の右手をチェックする林監督(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・2回戦、星稜6-2大垣日大」(27日、甲子園球場)

 星稜が毎回11安打で5回まで6点を挙げ、4年ぶり4度目の春8強を決めた。

 1番・永井士航外野手(3年)が4安打するなど5打席全部出塁してチームに勢いをつけると、3回には4番・若狭遼之助外野手(3年)が内角スライダーをとらえ、2ランを放った。

 若狭は「初戦にチャンスで打てなかったので、しっかりと強く振ることを考えていた。監督さんからはタイミングと右手の使い方をアドバイスされ、それが結果に結びついた」と終始笑顔。準々決勝の国学院久我山戦に向けては「ベスト8の壁を破りたい」と力強く宣言した。

 この大会を最後に勇退する林和成監督(46)は「1試合でも多く、このチームで戦えるように」と初の4強を見据えた。

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